良かったですねぇ~ スクンビット通りも乱れた電線が 無くなりそうですヨ。
今月15日から電力公社が、バンコクの中心地・スクムビット通り1から71までの約6キロの
区間で、電柱544本を撤去し、電線・電話線などを地中に埋設する工事をスタートしました。
電力公社は2021年までに、都内の計214.6キロの区間で電線類を地中化する計画で、これまでに
約45キロの区間で工事が終了しているそうです。ようやく我がエリアにも工事が始まったわけです。

ケーブルテレビ回線、インターネット回線なども絡みついた電柱を撤去、年内に完了させると
発表しています。でも、3カ月は延びるかな? 安全安心が確保できるならOKです(苦笑)。
バンコク市内で複雑に絡み合ったおびただしい数の電線を見かけます。歩道橋の足元など、手に届く
場所に束になっている電線もあります。タイの電圧は220ボルトで日本と比べると約2倍も高いんです。
そんな高い電圧を通している電線が無造作に束になっていたり、ちぎれてぶら下がって
いたりする光景は、珍しくありません。スクンビット通りで2年前に自宅の近くの
コンドミニアムで外国人2人が感電死していますので、尚更 気になっていました。

傾いた電柱もよく見かけます。政府やバンコク都庁もこの事情は知っており、通行人に対する
危険防止や停電防止のため、絡まっている電線を整備する方針を幾度となく出していました。
2倍も高いそんな電圧を通している電線が無造作に束になっていたり、ちぎれてぶら下がっている
バンコクでも、洪水になる時があります。2011年のタイの大洪水は、まだ記憶に新しいところです。

洪水被災地では、水中の漏電で感電死するケースが多発し、報告があっただけでも3カ月間に
その死者は45人に上ったというニュースも流れたことがありました。 雨季には一度に大量の
雨が降り、道路が浸水することもしばしばですからネ。 考えただけでも怖いことです。
すぐ手を伸ばせば届くところに吊りさげられているバンコクの電線、余りにも酷すぎるので、マイクロ
ソフトの元会長のビル・ゲイツ氏にも指摘され、バンコクの乱れた電線は世界的に有名になりました。

これまで何度となく浮上したバンコクの電線地中化計画。実はこの計画は政府と電力公社によって
1984年から始まっていたようです。が、民間企業や周辺住民の不正利用がなどが影響し 計画通りには
進められていなかったとか。 でも ようやく 安全安心が得られるようで、これは嬉しい話ですネ。


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