今年のアリヤ・ジュタヌガーン選手、気になっていましたが、ようやく米国女子ツアー「CME
グループ・ツアー選手権」で勝利し “最終の美” を飾りました。今季2勝目、通算7勝目でした。
そう言えば アリヤ・ジュタヌガーン選手、今日の11月23日が誕生日で 22歳になりましたネ ・・・
6月の「マニュライフLPGAクラシック」での優勝以来、肩のケガもあって苦しんでいたようですが、
この勝利で “世界のアリヤ” になりつつある彼女、来年も気持ちよくスタートできるでしょうネ。

<一時は世界トップにも …>
「CMEグループ・ツアー選手権」は、今季 各大会の上位3選手(重複の場合は繰り下げて出場権が
与えられる)のみに参加資格が与えられ、シーズンNo.1の選手を決定する大会でしたから尚更です。
でも熾烈な戦いだったようで18ホールで明暗を分けました。最終的に1打差の2位タイに、
米国のレクシー・トンプソン選手とジェシカ・コルダ選手という結果になりましたが、
この勝利の裏では 最終ホールでトンプソン選手が涙したと言われる大波乱が起きました。

先に最終18番を迎えたのは、その時点で単独首位を走っていた15アンダーのトンプソン選手。
アリヤ選手は1打差を追いかける2位タイにつけていました。 パーセーブで優勝もしくは
プレーオフの可能性が高かったトンプソン選手でしたが、18番のグリーンで 約60cmのパー
パットを外してしまい、このホールをボギー、トータル14アンダーとします。
一方、1打差を追いかけるアリヤ選手が、バーディならば優勝が決まる最終ホールで約4メートルの
パットを沈めトータル15アンダーとし、大会制覇を決めました。 「自分でも信じられない結果と

<2013年のことでした>
なってしまった」トンプソン選手の悔し涙、分りますネ。 アリヤ選手も17歳の時に「ホンダ
LPGA」でダブルボギーを叩いて初優勝を逃がしています。十代の頃から こんな経験を多く持って
います。 スポーツは何でもそうですが、ゴルフも最終1打まで、最後まで分りませんねぇ~
ところで、今年の7月3日の 当ブログで 「今年は姉のモリヤ・ジュタヌガーン選手が勝ちそう」と
書きました。 優勝こそ出来ませんでしたが、1年を安定感ある戦績を残し素晴らしい年にしました。

1歳上のモリヤ選手は、今年 予選落ちも少なく 多くの試合で上位に入り、賞金額もトータル
約132万ドル(約1億4,784円)を獲得。 アリヤ選手よりも安定していたかも知れません。結果、
米国9位(世界ランク21位)で、初めて100万ドルプレーヤーにもなりました。 凄いことです。
そうは言いながらもアリヤ・ジュタヌガーン選手は、2回の優勝で、米国女子賞金ランキング
5位となり、今年 約155万ドル(1億7,360万円)を獲得しています。世界ランクは4位です。

昨年、アリヤ選手は両親にスクンビット通り24にあるマンションを購入して上げたそうですが、
今度はモリヤ選手も、今年はプレゼントできるようになったかナ。どこのマンションでしょう(笑)。
昨年までは妹ばかりが目立ち、面倒を見る姉というイメージが強かったですが、モリヤ選手、
今年は本当に強くなりました。 米国で5位と9位の姉妹なんて凄く素晴らしいこと!
日本だった大変です。 タイの人たちは、もっと この姉妹を誇りに思ってほしいですねぇ~


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