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プミポン前国王はマリーゴールド(王花)に囲まれて!

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 プミポン前国王の火葬が行なわれる今日26日は、静かな朝を迎えています。昨日は、
多くの僧侶が招かれ、亡きプミポン前国王への読経供養が執り行なわれました。

一昨日まで降っていた雨も昨日は、ピタリと治まりました。火葬の儀が行なわれる今日の
天候は誰もが気になっていましたが、幸いにもタイ気象局は昨日、乾季(タイでは冬)入り
宣言をしています。ドンピシャリと止み、気象局は今日の天気を “晴れ” の予報を出しました。

 

23日の夜は一時、土砂降りになりましたが、数日前から王宮前広場周辺に場所を取って、
雨の中でも ひたすら その時を待つタイ国民の光景をニュースで見ると改めて、いかに
プミポン前国王はタイ国民に深く敬愛されていたのか理解でき、前国王のお徳が偲ばれます。

今 タイの至る所で、黄色い花・マリーゴールドがあふれていますが、黄色とオレンジ色の花が
咲き、花輪・花数珠などお供え用にも使われる花です。タイ語では “ダウルアン” と呼びます。

プミポン前国王のお誕生日が月曜日(タイでは曜日色があり月曜日は黄色)なので、黄色の
花と結び付けがちですが、実は欧州訪問の折、1967年に前国王ご自身がオランダから持ち
帰られ、大学で研究された後、黄色の縁起の良い花として国中に広まった、と聞きました。

 

その後マリーゴールドは、タイでは仏や祠に供える花輪、宗教儀式の装飾用の花びらとして
だけでなく、薬草や染色の原料としても使われるなど、幅広く活用されてきました。何より
黄色は前国王のシンボルカラーでもあり、マリーゴールドは王花にも定められているんですネ。

同花は種から花が満開となるまで約2カ月かかりますが、今 見かけるマリーゴールドは、
前国王の葬儀を鮮やかな黄色のマリーゴールドで送ろうと、タイ内務省が8月中旬に全国で

 

同花を植えるよう呼び掛け、種や苗木を一般向けに配布した賜物です。 現在、全国が
黄色のマリーゴールドに染まっていますが、2カ月前からの準備の成果なんですってヨ。

きっと これからもタイの人達は マリーゴールドを植えて育てることが、プミポン前国王への
忠誠心を表し、今までの教えに思いをはせる契機にもなるんでしょうネ。一つの花を見るたびに
タイ人の心にプミポン前国王が浮かび、崇高な気持ちになり、心の支えにもなるんでしょう …

 

これからの主な流れは、午前から王宮から火葬場まで葬送行進など済ませ、同日午後5時半から
火葬の儀式、同日午後10時から本葬。明日は午前8時からお骨拾いの儀。28日は午後5時半から
慰霊の儀。 29日の午前10時半から僧侶の托鉢、同日午後5時半から納骨式となります。

よって この期間、王宮周辺は車両の通行ができなくなります。道路封鎖が予定されているのは
42ルートあるそうですからネ。葬儀に参列しようと全国から王宮周辺に集まっており、周辺の
ホテルはほぼ全て満室となっており、チャオプラヤー川に架かる橋も一部封鎖されるようです。
 何事もなく 無事に国葬が終わることを祈るばかりです。  



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